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CICが日本をアジア戦略拠点に「CIC Catalyst」発足 事業会社や自治体のイノベーション支援

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 2026年4月23日、米国ケンブリッジ発のケンブリッジ・イノベーション・センター(CIC)は、日本をアジア太平洋地域の戦略的拠点と定め、イノベーションエコシステム構築を専門とする統合組織「CIC Catalyst」の本格始動を発表した。同組織は、米欧中東、日本の各地で展開してきたスタートアップ支援、イノベーション拠点設計、エコシステム構築などの専門チームを一体化し、世界にわたる知見とネットワークの集約を図る。

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 日本では従来、「CIC Institute」として400社超のディープテック系スタートアップ支援、産業コミュニティ構築などで実績を積んできた。今回の組織再編を機に、これまでの知見と欧米の戦略的アドバイザリー機能を組み合わせ、さらに強化した「CIC Catalyst APAC」として再始動する。今後、日本のイノベーションエコシステムを国際的に接続し、サイエンスとテクノロジーによるグローバルなインパクト創出を目指す。

 体制面では、Global Partnerに槌屋詩野、Chief of Staffにユウキ・ペータースが新たに就任。グローバル展開における複雑性やリスク管理、情報収集・活動基盤構築などの課題を持つ事業会社、政府自治体、大学、スタートアップ、投資家に対し、グローバルなサポートメニューを強化していく。

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 CIC Catalystの主なサービス領域は、イノベーション戦略とエコシステム設計、スタートアップのアクセラレーションおよび商用化・社会実装支援、カスタマイズドプログラムや産業特化型コミュニティの構築、海外スタートアップとのリサーチとマッチング支援などが含まれる。これらを通じて、事業会社や自治体に対するアドバイザリーから、大学・研究機関・投資家の連携まで幅広いステークホルダーへの支援を拡充する。

 CICは2020年のCIC Tokyo設立以来、国内では東京・福岡の2拠点を展開。2026年5月にはライフサイエンス特化型キャンパス「Osaka Life Science Nexus by Nippon Life and CIC(O-Nexus)」を大阪・中之島に新設する予定。17のイノベーション地区でコンサルティングを実施し、累計700社超のスタートアップの事業成長や海外展開を支援、スタートアップの調達資金総額は約2.5兆円に及ぶという。

 今回の「CIC Catalyst」始動によって、日本が経営企画や新規事業開発部門にとって、グローバルなイノベーションやエコシステム形成のハブとなるプラットフォームがさらに強化される。

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