2026年9月2日、グッドパッチは、AI駆動開発を手がけるBandを子会社化したと発表した。今回の子会社化により、グッドパッチはAIを前提としたサービス・プロダクトのデザインから実装、運用までを一貫して支援する体制を強化する。
グッドパッチは、従来より企業のデジタル変革やビジネス成果に結びつくAI導入・活用の支援を強化してきた。AIデザインツール「Layermate」のグループ化や、2026年7月に提供を開始した「AI駆動デザイン&開発ソリューション」など、AI技術を活用したサービス基盤の構築を積極的に進めている。今回、Bandのグループ参画により、顧客企業がAI駆動でプロダクト開発を継続できる環境・知見の蓄積から、開発の内製化まで一貫した支援が可能となる。
背景としては、情報処理推進機構(IPA)の『DX動向2026』によれば、国内企業による生成AIの導入率は2024年度の22.6%から2025年度には44.0%へと約2倍へ伸長している。一方で、AI導入の効果が売上や利益の向上に結びついた企業は3.9%にとどまっている。ビジネス成果に直結するAI活用には、設計・実装・運用を統合的に支援する体制の強化が課題となっていた。
Bandは、2019年の創業以来、システム開発・EC制作支援・デジタルマーケティング支援を軸に、上場企業からスタートアップ、D2Cブランドまで幅広く開発支援を提供してきた。Bandが持つAI・ソフトウェア開発の実行力と、グッドパッチが持つUI/UXデザインの知見をかけ合わせることで、企業のDXとAI推進を加速する。
今後、Bandは既存の開発パートナー事業を継続しつつ、グッドパッチのデザインパートナー事業においても、生成AIを活用した開発を軸に企業のビジネス成長支援や新サービスの開発を主導する。
グッドパッチはこれまで、「デザインの力を証明する」をミッションに掲げ、企業変革支援・UI/UXデザイン・ビジネスモデル構築などを展開してきた。AI駆動型サービス開発力とデザイン思考の双方を備えた体制を構築することで、企業の自走化や競争力向上を目指す。
今回の子会社化により、両社の強みを融合し、多様な業種や規模の企業がAIを効果的に活用し、ビジネス成果へとつなげるための支援体制を一層強化する方針である。
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