新規事業には専任のエース級と外部人材を必ず投入する理由
坂田:営業の場合、受注金額などで評価すると新しい事業に取り組む動機にはなりにくいですよね。ですから、評価指標には前年に対してどれだけ伸びたかということも入れています。
また、あまり兼務にはしないようにしていますね。兼務にすると、どうしても今のお客様への対応に比重が偏ります。そうならないように「君は新しいところを開拓してくれ」と退路を絶つ形にします。そういうところにエース級を充てますから、短期的に成果が出なかったからといって評価を下げるということはあまりないですね。