One Capitalは、DXアドバイザリーチームによる長年にわたるDX支援の知見を体系化した「DX Playbook 2025」を作成し、160ページ以上の実践ガイドとして無料公開した。
同Playbookは、企業変革に実績を持つ同社が蓄積したノウハウを基に作成されたもの。デジタル技術の導入や部分的な改革にとどまらず、全社的なDXに必要な包括的なフレームワークに基づき、企業のビジョンや経営陣の役割、組織の構成、取り組みの優先順位までを体系的に整理。これにより、どの業界や規模の企業にも応用できる内容になっているという。
また、国内外の幅広い業界での成功事例を盛り込み、DXの実現に向けた具体的な指針と学びを提供しているとのことだ。
DX Playbook 2025の主な内容
-
はじめに:DXの必要性と早期着手の意義
- デジタル時代における企業変革の重要性
- なぜ今DXが必要なのか、早期に取り組むことでどのような競争優位性が得られるのか
- 変革着手のタイミングがその後の命運を分けた海外事企業の例
-
DXの全体像:推進に必要な取り組みの鳥瞰図「5つの柱」
- 5つの柱に沿った取り組むべき32のテーマの全体像
- 各テーマの相互関係とDX推進における重要性
- DXを進めるうえでの標準的な流れとタイムライン
- 組織内の各役割の責任と期待される行動
-
DXの進め方:32のテーマ別の具体的アプローチ
- 32のテーマ別アクションの目的と目指すべき状態の明確な定義
- 具体的なアプローチ方法とステップバイステップのガイダンス
- 実施にあたっての注意点と潜在的な課題
- 国内外の成功事例
【関連記事】
・リクエスト、組織が直面する課題解決に向けた「組織の未来をつくる新たな価値創造モデル」を発表
・塩野義製薬と日立、データと生成AIを活用し、医薬品・ヘルスケア業界向けDXサービス創出に向け業務提携
・アクセンチュア、明治安田の全社横断DXにAI活用で伴走支援 営業約3万6000人にデジタル秘書を導入