経営学の「タスク型ダイバーシティ」は、21世紀のイノベーションキャリアそのもの
佐宗:
ちょっと今の話からずれるのですが、『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』でのダイバーシティに関する話が、僕にはすごく印象的でした。「デモグラフィー型ダイバーシティ」ではなく、「タスク属性で分かれるダイバーシティ」が、あらゆる場面で重要だということを書かれていましたね。
入山:
性別、年齢、国籍といった目に見える属性についての多様性を「デモグラフィー型ダイバーシティ」と呼んでいます。一方で教育バックグラウンドや職歴、経験などの多様性が「タスク型ダイバーシティ」です。この2つの峻別は重要ですね。