LIXILの選択:「育成」と「ドメイン知識」の重視
CX推進というミッションは明確になったが、次に立ちはだかるのが「誰がそれを実行するのか」という人材の壁である。この課題に対し、両社の戦略は実に対照的なアプローチを見せた。
高橋氏がUXの重要性を感じ始めた3〜4年前、LIXILにはまだ専門部署が存在しなかった。「1人でやっても属人化するだけ。できる人を増やさないと定着しない」 と考えた高橋氏だが、当時のLIXILは中途採用に積極的ではなく、「今いる人材を活用しましょう」という文化が強かったという。
