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KDDI、第1四半期はモバイル通信収入が牽引し増収増益 AI・データセンター等、グロース領域も順調

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 KDDIは2026年8月7日、2027年3月期 第1四半期(2026年4月〜6月)の連結決算実績を発表した。モバイル通信収入の増加や主要なグロース領域の成長が寄与し、前年同期比で増収増益を達成、通期予想に対して好調な滑り出しとなった。

第1四半期実績:全セグメント増収、調整後営業利益は2割増

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 第1四半期の連結業績は、売上高が1兆4,873億円(前年同期比5.1%増)、調整後営業利益が3,143億円(同21.1%増)、調整後当期利益が1,934億円(同21.6%増)と着実に伸長した。

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  • テレコムコアセグメント:売上高は1兆837億円(前年同期比3.4%増)。LTV重視の「価値競争」へのシフトやサービス改定効果により、モバイルARPUが4,400円(前年同期比160円増)に伸びたほか、解約率低減(1.17%)やスマートフォン稼働数の増加(3,330万契約)が利益を牽引した。
  • パーソナルグロースセグメント:売上高は2,808億円(前年同期比8.6%増)。金融事業の先行投資等があったものの、デバイス関連収入(601億円、同8.9%増)やPontaパス(223億円、同3.8%増)などの5領域すべてで順調な進捗を見せた。
  • ビジネスグロースセグメント:売上高は1,652億円(前年同期比11.7%増)。AI推論需要を取り込んだ海外コネクティビティデータセンター(285億円、同20.6%増)や、AIインテグレーション・サイバーセキュリティ領域(472億円、同19.2%増)などが大幅増収を達成した。

通期予想:調整後営業利益1兆2,100億円の達成を目指す

 通期の連結業績予想については、調整後営業利益1,2100億円の目標を堅持する。上期はモバイル通信を中心としたテレコムコアの増益が全体を牽引し、下期はグロース領域の成長加速とともに、中期成長を見据えた戦略的コスト投下を進めていく方針だ。

成長戦略:“Power-to-Connect 2028”とAI社会実装の加速

 中期経営戦略「Power-to-Connect 2028」のもと、AIを活用した事業創造と社会インフラの強化を進めている。

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  • AI領域・法人基盤の拡大:2,500社以上のクラウド導入実績を持つKDDI Web Communications (iret)の強みを活かし、マルチクラウド環境でのソブリンAI基盤構築やAIインテグレーションを加速。また、全国約2,000店舗のauショップに店舗サポートAIを導入し、接客品質の向上とオペレーション効率化を図る。
  • インフラ・リアル店舗との融合:ローソンとの提携による「ハッピーローソンタウン」などの地域密着型モデルを推進するほか、商用環境でのオールフォトニックネットワーク(APN)接続実験に成功し、従来のネットワーク設計比で約60%の電力削減を実現するなど、省電力・低遅延な次世代インフラ構築を加速させる。

 さらに、事業ポートフォリオの見直し(合計11件のダイベストメント決定)により約1,500億円のキャッシュ創出を見込むなど、資本効率(クオリティ)の向上を図りながら投資パイプラインを拡大していくとしている。

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