2026年8月27日、電通、電通デジタル、電通プロモーションの3社は、AI時代に対応した顧客体験(CX)高度化を支援する「dentsu CX-Connect」を駐在・伴走型支援サービスとして刷新し、提供を開始したと発表した。
「dentsu CX-Connect」は、2024年に誕生したストック型マーケティングチームである。社内で分散しがちなCX施策、ノウハウ、データを統合し、横断的なCX推進を支援してきた。今回のアップデートにより、各社の専門人財が企業や団体の意思決定および施策実行現場で駐在・伴走する体制を整えた。これにより、企業内のサイロ化や課題の見えづらさを解決し、組織横断的なCX高度化を後押しする。
具体的には、電通が持つ大規模調査データと、独自のAIソリューション「People Model」などを用い、1億人規模の高解像度なペルソナを仮想的に再現する。ブランド戦略、顧客管理(CRM)、SNS運用、データ活用、販促、情報基盤強化など、複数領域にまたがるCX施策を一体で設計・実行し、迅速なPDCAサイクルの運用や継続的な改善を支援する。
生活者がAIを活用して情報収集や購買判断を行う傾向が高まる中で、ブランド接点や体験設計にはAIによる影響を正確に捉えつつ、生活者自身が納得・共感できる顧客体験の創出が求められている。単一部門に留まらないノウハウの共有と、組織内に知見を蓄積し続ける運用力の強化が必要とされているが、本サービスはこうした課題に対応する仕組みとなっている。
また、独自AIやデータを活用した施策の最適化によって、企業・団体内にナレッジを蓄積し、個別部門だけでなく全社的なCX高度化に役立てることができる体制づくりも特徴だ。サービスの提供に際しては法令順守に配慮し、指揮系統や業務従事者の管理体制を明確に定義したうえで運用される。
今後も3社は、デジタル時代における生活者と企業の関係構築の質向上、ブランドエンゲージメントの強化、CX高度化による事業成長に取り組む方針を示している。
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