2026年8月31日、ログラスは三菱UFJ銀行がクラウド経営管理システム「Loglass 経営管理」を導入したと発表した。三菱UFJ銀行の予算統括室は、国内3部門にわたる銀行経費管理の集計・配賦プロセスを自動化・標準化し、計数集計工数を約6割削減する見通しとなった。

三菱UFJ銀行の予算統括室は行内で管理会計を統括しており、リテール・デジタル、法人・ウェルスマネジメント、コーポレートバンキングの国内3事業本部を対象とした管理を担っている。従来、約50部署・数千におよぶ施策を100を超える表計算ファイルで管理し、多段階の配賦処理や調整作業、頻繁な組織再編対応など、膨大な労力・手戻りが課題となっていた。
経営環境が変化する中、同室が求めていたのは、集計作業から真因分析や施策効果の検証へ業務をシフトし、意思決定の迅速化と精度向上を図る体制であった。Loglass 経営管理の導入により、データとルールを共通基盤へ集約し、管理会計領域のPDCAの効率化・高度化を図る。
導入の決め手としては、以下3点を重視した。大規模・複雑な実務に適した設計力と短期導入が可能であること、従来の表計算ソフトとの併用がしやすく実務運用負担を抑えられること、施策追加や組織再編時も担当者自身で迅速にメンテナンスできる運用柔軟性があることが評価された。結果として、集計・配賦作業の多くを自動化し、工数削減を実現する。
本導入により、従来は単純な集計や確認業務に費やしていた時間を分析・推進へ振り向け、施策効果に基づく機動的な資源配分や、より高度な経営判断の支援が可能となる。
三菱UFJ銀行予算統括室の福田幸弘氏は、「導入は単なる数字の集計・整備にとどまらず、数字を起点に事業を動かす組織への変革を目指す取り組みである」とコメント。両社で早期立ち上げ・実務定着を目指し、基盤の高度化と経営判断力向上につなげる考えを示した。
ログラスは今後も同行の管理会計高度化を支援し、戦略的な経営体制の実現に協力するとしている。
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