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ゆめみ工藤氏が語る、オープンイノベーションにおける「継続的プロトタイピング」の効用

Biz/Zine Day 2017 Spring 「オープンイノベーション」の現在と未来 レポートvol.1

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非常に不確実性の高いオープンイノベーションでは、「結果ではなくプロセス」に注目する

工藤元気工藤元気氏(株式会社ゆめみ 取締役)
2011年10月、株式会社ゆめみに入社。主にナショナルクライアントのマーケティングシステムの大規模受託開発の営業・ディレクターを務め、同職マネージャーに就任。2015年7月、株式会社ゆめみ取締役に就任。製造メーカー、小売業における、スマートデバイスを活用した、アプリ・Webサービスに関するソリューション事業を統括。受託事業を専門とながら、旧来のウォーターフォール型とは異なるアプローチでの提案を追求し、2016年9月に製造メーカー向けの新サービスとして「Agile.O.I」をリリース。

 「オープンイノベーション」について工藤氏は、別の視点からの見方も紹介した。それは、「オープンイノベーションは不確実性の高いプロセスを乗り越えていく取り組みである」というものだ。

 背景には、イノベーションはいくつものチャレンジや模索、実験の連続を経てもたらされた結果でしかなく、「革命を起こすこと」よりも「革命を起こすためのプロセス」にフォーカスすべきだという、工藤氏の考え方がある。「不確実性」というのは、20本打って1本当たるかどうかといった結果だけでなく、何をすべきかの模索から始まるプロセスにも当てはまる。その理由を工藤氏は次のように述べた。

先ほど説明した「顧客の真のニーズ」というのは、あくまでひとつの仮説に過ぎません。「自社のケーパビリティ」というのも経営分析のひとつですので、切り口は無数にあり、色々な役職、部署、部門の方がいらっしゃると、解釈の仕方は無数にあると思います。
そのため、コラボレーションで補完しなければいけない要因はどこなのかについても、人によって見え方が変わります。選択肢は無数にあるのです。だからオープンイノベーションとは、非常に不確実性の高いプロセスを乗り越えていく取り組みであると考えています。

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新規事業・サービスの構築に至るまでの不確実性を攻略する「継続的プロトタイピング」とは?

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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