新規事業の初期フェーズで“無闇に”ピボットしてはいけない理由、リリース後の活動とインタビュー
Babilyは開始9ヶ月でWeibo内の動画再生数1億回を突破、SNSアカウントのフォロワーは120万人突破と、動画メディアとしての認知を広げている。中国ファーストではあるが、一部日本国内でも動画を配信している。
その躍進の背景には、世界的なスマホ最適動画サービスの成長がある。そこへ中国のモバイル環境が整い、ユーザーが一気にスマホへシフトした。さらに高齢化に伴う、中国の子育て環境の変化があった。祖父母中心の子育てから、若い夫婦が主体的に子育てをしなければならなくなったのだ。そのためのハウツー動画として、Babilyは受け入れられている。さらに日本発の育児情報として人気も高い。越境ECの人気もあり、海外育児用品のニーズも拡大しているのだ。