プロダクトの全貌が見えてくる「製品の証明」、堅実な資金調達のための「市場の証明」
前田:続いて、売上げ100万ドルを達成したら「製品の証明」です。これは、本格的にプロダクトを作り込むスタートでしょうか。
ツォ:そうですね。すでに、プロダクトの大枠が見えている段階だと思います。このときのZuoraには、お客様が20社いました。その取引の中から見えてきた必要最小限な機能だけでも、ビリング、ペイメント、支払い、アカウントシステムとの連携と、想像よりも大きなものだったのです。そこで私たちは、顧客のために、プロダクトのロードマップを作成しました。採用戦略や、開発・お客様要望の優先順位などの判断も発生します。