企業における成長痛、“組織の機能不全”──Zuoraが行ったマネジメント改革とは?
前田:このころのZuoraには、どのような変化がありましたか。
ツォ:投資家と話し合い、企業としてのベンチマークを再設定しました。私たちのあるべき姿を定め、それに伴わないことは変化も受け入れています。さらに組織も大きくなりました。実は、社員が150名から200名になるときに、企業は機能不全になりやすいんです。Zuoraでも人材の流出が続きました。そこで、リーダーシップコーチの先生につき、自分自身の分析を行ったのです。創業者は、得てして自分自身で背負いがちで、人に任せません。そこを見直しました。