世界のイノベーションセンターを活用して、アフターデジタル時代の消費者を理解する
藤井:「OMO」や「デジタルトランスフォーメーション」などの言葉だけを切り取って、「行動データを取りたい」「OMOをやりたい」とアドバイスを求められてしまうことがあります。その際に、シンプルにかつ本質をずらさないために、以下のような説明をします。
「O2O」では、いかに顧客にオンラインの情報を届けて、オフラインへ送客するかという「企業視点」だったわけです。ところが、「OMO」では、いかにユーザーにとってもっとも便利で最適な方法を考えて、最良の体験を提供するという「顧客視点」が重視されています。