今回二社が行う機能開発では、これまで法務部門に閉ざされていた契約の案件管理を、必要な情報のみ他部門にオープン化し、コーポレートガバナンスを機能させながら、スムーズな商談やアライアンスの実現を目指す。
5月の提供開始を目指す「契約管理オプション powered by クラウドサイン」は、名刺をスキャンするだけで、相手企業との契約情報が確認できる、Sansanのオプション機能。本機能の利用には、Sansanとクラウドサイン、両サービスの契約が必要となる。
Sansanによってデータ化された名刺の「会社名データ」と、クラウドサインに登録されている契約データとを突合し、該当企業と自社との契約情報のうち、「契約締結の有無」「契約時期」「契約名」など、必要な情報だけが、Sansan上に通知される。
また、Sansanの会社詳細画面上でも、これらの契約情報を確認することが可能となる。契約内容の詳細は、会社詳細画面からクラウドサインのサービスに飛び、確認することができる。その際の閲覧権限は、クラウドサインのアカウントをもつ社員に限定され、コーポレートガバナンスに配慮した機能を提供するとしている。