今回開発したシステムは、画像解析AIを用いて、重機に取り付けた単眼カメラの画像から重機周辺の危険区域内にいる人間を瞬時に検知し、警告音、ライト点灯、モニター表示等でアラートを発報するもの。システムの最大の特長は、画像解析AIに骨格推定アルゴリズムを組み込むことで、カメラ画像に映り込むヒトの関節の動きから頭や腕、足などの骨格をリアルタイムに推定し、時々の姿勢、ポーズまで認識できること。また、コンパクトかつ安価な単眼カメラで高価なステレオカメラ並みの距離推定精度を確保できることも大きな特徴だという。
Lightblue Technologyは、清水建設と共同で、山岳トンネル現場における人と重機との接触災害の根絶を目指し、単眼カメラユニットと画像解析AIで構成する、重機搭載型のAIカメラ監視システムを開発した。
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