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経営参謀としてのCFO

石橋善一郎氏が語る、「経営参謀としてのCFO」──FP&Aが果たすべき経営判断における役割とは?

ゲスト:日本CFO協会 主任研究委員 兼 FP&Aプロジェクトリーダー 石橋 善一郎氏【前編】

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FP&A組織が運用する「マネジメントコントロールシステム」

大塚:FP&Aの専門家として戦略立案や予算管理のサポートをするだけでなく、意思決定に当事者意識を持つというのは、CEOに対するCFOの関係性と同じですね。

石橋:まさにそうです。事業部長に影響力を行使して組織にとって正しい意思決定に導く、という「ビジネスパートナー」としての役割からもう少し高次のレベルでFP&A組織の役割を考えると、究極的には組織の目的を達成するための仕組みを作ることが、FP&A組織の果たす役割といえます。私はこの役割を「マネジメントコントロールシステムの設計者及び運営者」としての役割と呼んでいます。

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