新たなニーズを創出する3つの切り口
2.新たなニーズを創出する
今やすべての市場は成熟化が進んでいます。多種多様な商品/サービスが溢れかえり、生活者の欲求もかなり細かいレベルで満たされている中、調査などで手つかずのニーズを探し当てるというのは至難の業。そんな難しい状況を突破するためには、「ニーズ自体を新たに創り出す」「ニーズがあったように思わせる」アプローチを検討する以外にありません。まさに「心のスキを突く」行動経済学の出番です。時間をかけてじっくりとニーズを育てていく正攻法ではなく、できるだけ一発でそう思わせることを狙います。このカテゴリーからも3つの切り口を解説していきます。
新たな「敵」の紹介(活用理論:損失回避性)