日本における「意思決定の遅さ」という課題、サービスデザインとDX
2:意思決定の遅さ
コロナ以後、イタリアでスムーズにデジタル化が進んだ要因として「意思決定」の早さがあります。DXにおいては、いかに早く設計・検証・学習というサイクルを回せるのかによってサービスの価値が変わります。そのため、意思決定の早さが非常に重要になります。
日本におけるDX導入の課題、2つ目のポイントはまさにこの「意思決定」の遅さです。日本企業の多くの大企業においては、1つの決定を下すのにいくつもの過程が必要とされ、関わる人や用意する書類も多く、かなりの時間と労力を要します。