組織へのコミットメントからジョブへのエンゲージメントへ。ジョブ型時代のキャリア形成
メンバーシップ型からジョブ型へのシフトは、メンバーにとっても、大きなインパクトを持つこととなる。人生100年時代、70歳までの雇用延長など、働く期間が徐々に延びていく一方で、組織や事業、ビジネスモデルの寿命は短くなるばかりだ。
ジョブ型へ雇用スタイルや働き方がシフトするなかで、メンバーは、就社した組織にしがみつくこと、過度にコミットすることは得策ではない。自らの志向や価値観、専門性を活かせるジョブを見出し、拡充していくことで、継続的にジョブにエンゲージしていくことが求められる。以下に、メンバーに必要なポイントを3つ挙げてみよう。