社内が“カラフル”でこそのボトムアップ型企業変革
最後のまとめとして藤村氏は、事業を創るヒトを創るということが会社に与える影響を、以下のように説明した。
「ライオンの常識に縛られず、世の中の動きをつぶさにキャッチアップし、自分の興味開発の中でどんどん新しいアイデアを持ってきてくれるメンバー、もしくは上司の指示を待つのではなく今のような先が見えない状況でも、自分の意志で動いて決定できるようなメンバー、もしくは自分のやりたいことをきちんと言語化して説得、交渉し、それができるフィールドをどんどん作っていくようなメンバー……。こうした人材が会社の中に生まれてくると、必然的に会社の変革に繋がっていきます。」
また、自身の経験から得た仮説として、ボトムアップによるコーポレート・トランスフォーメーションの意義を示した。