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Purposeを起点とした新しい経営

三菱UFJフィナンシャル・グループに聞く、パーパスの策定・社内浸透とサステナビリティ経営

第9回 ゲスト:三菱UFJフィナンシャル・グループ 経営企画部ブランド戦略Gr

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パーパスを起点にしたサステナビリティ経営

永井:こうしてパーパスを再定義したことによって、事業や戦略の面で、たとえばこれまでやっていたことがカットされたり、あるいは新たな取り組みが始まったり、何か顕著な変化は起きていますか。

米良:強いて挙げれば、戦略面でより加速していかなければならない点は明確になったと思っています。当社のビジネスの起点は社会課題にあり、中でも特に重視しているのが、少子高齢化や気候変動、そしてインクルージョン&ダイバーシティです。たとえば少子高齢化による生産年齢人口の減少に対しては、引き続きデジタルの活用を進めていく必要がありますし、あわせて人生100年時代に向けた資産形成への備え、事業承継の円滑化など、多様なニーズに応えていかなければなりません。パーパスを起点にしたことで、戦略がシャープになったことは間違いないと感じています。

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この記事の著者

友清 哲(トモキヨ サトシ)

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