100年先に続く企業であるために歴史を紐解く
永井:NEC Wayは2008年にあったものを2012年に再考したとおっしゃっていましたが、なぜ作り直す必要があったのでしょうか。
浅沼:2008年のビジョン・バリューは当時の全社員参加型で策定されたもので、否定することは何もないけれども、2012年当時の経営陣にとっては少し遠い表現になっており、役員の中にも腹落ちしていない者がいました。もっと自分たちが理解できる内容に当時の経営陣の中で腹落ちできるものにするため、経営陣の言葉として改めて具体化する必要があったのです。