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新しい資本主義、新しい経営

「大きな船」としてのパーパス、ステークホルダー資本主義──“意義化する経済”における新しい経営とは?

ゲスト:武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科 教授 岩嵜博論氏

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存在意義が企業成長の前提条件に。経営イシューとし取り組むべきこと

岩嵜博論
武蔵野美術大学 クリエイティブイノベーション学科 教授/ビジネスデザイナー 岩嵜 博論氏

──コロナ禍で先が見えない時代という認識が広がりましたね。新規事業開発、DX、カーボンニュートラルなどさまざまな切り口で大企業を取材していますが、共通して感じるのは、既存の組織のままでは成功が難しく、長期的に取り組みが求められる経営課題が多いということ。新しい経営・企業や組織のカタチが求められているのではないかと思います。

岩嵜:そう思います。例えばこれまでの新規事業開発は、ボトムアップで現場の危機感をドライバーに推進されてきたと思います。今必要なのは、企業全体のダイナミックな変革であり、明らかにCEOイシューで判断すべきことが増えています。例えば、「Woven City(ウーブン・シティ)」に代表されるトヨタの最近の動きは本当に大胆ですよね。

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