データ整理を越えたデータ分析-“軸”を増やすと見えるもの
これに対して「データ分析」は、具体的な目的があり、その目的のために必要な情報を得るためにデータを深掘りします。単にそこにあるデータの特徴を把握するだけでなく、そこから一般則としても使えるような価値ある情報を引き出して、他の商品や地域、将来の予測など、汎用的に使える結果にたどり着くこともあります。
これを実現するには、「売上額」のような1軸だけのデータを使うだけでは難しい場合が多く、2軸以上のデータを組み合わせることで、1軸のデータだけでは見えないものをあぶり出す手法が多く使われます(「多変量解析」と一般に呼ばれるものです)。