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「三位一体の経営」の実践者

ラクスル福島COOとダンボールワン辻・前社長が語る、人材成長を重視するラクスル流M&AとPMIとは?

ゲスト:ラクスル株式会社 取締役 COO 福島広造氏、株式会社ダンボールワン 前・代表取締役 辻俊宏氏

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辻俊宏氏の退任と渡邊建氏の社長就任、その経緯

――まずは、今回のダンボールワンの経営体制の変更に関してお聞かせください。

福島広造(以下、福島):経営体制としては辻さんが代表取締役から退き、取締役副社長であった渡邊建が2022年8月1日から代表取締役に就任しました。

 今回の経営体制の変更は、辻さんと初期から“一緒に絵を描いて” 、段階を踏んで進めてきました。それは「資本業務提携(49%の株式取得):2020年12月」→「子会社化(100%の株式取得):2022年2月」→「経営体制を受け継ぐ:2022年8月」という三段階です。辻さんを筆頭にダンボールワンの仲間からの多くのご協力のおかげで、理想的な形でこの日を迎えることができました。

――最初からこの三段階を描いていたんですね。

福島:そうですね。大事なのは、ラクスルとダンボールワンがビジョンや目指す姿を共有できている「理想的な姿」でこの日を迎えられたことだと思います。しかも予想以上のスピードで。

――辻さんは今回の経営体制の変更とそこに至るまでに関して、どのような思いがありますか。

辻俊宏(以下、辻):福島さんと出会った頃から、ダンボールワンの経営をお預けすることで、この会社がより成長できるのだろうなと思っていました。その思いを福島さんから委ねられたのが、今回社長に就任する渡邊です。資本業務提携後のある段階で、ダンボールワンに参画してくれました。

 私自身は起業家気質の“0→1タイプ”なのですが、渡邊はダンボールワンが資本業務提携前後に抱えていた課題である、急成長フェーズの組織づくり、個々人にオーナーシップを持たせるマネジメントができる“1→10、10→100を実現できる事業家タイプ”でした。そんな万全の体制もあり、今後のダンボールワンに関しては期待しかないですね。

――そもそも、ダンボールワンとラクスルの接点はいつぐらいからあり、どのようなきっかけだったのでしょうか。

:私自身が2010年のラクスル創業期から経営をベンチマークしていました。というのも、ラクスルは古い産業にITを持ち込んでインパクトを与えるために、テクノロジーやマーケティングに投資をすることで産業構造を変革している。以前は単なるダンボールメーカー大手であったダンボールワンのロールモデルになると思ったからです。

 そして、テレビCMの放送実施を検討したことをきっかけに接点を持ちました。事業についても福島さんに相談する機会をいただき、ラクスルも以前は同じような課題に直面したご経験があったことを伺いました。お話しする中で、ダンボールワンのロールモデルであった「ラクスルに伴走いただきながら、事業をさらに成長させていきたい、一緒にやりたい」とお話させていただきました。

福島:辻さんとのテレビ会議が終わった後の経営会議で「私が100%コミットするので、資本業務提携をします」と報告したぐらいのスピード感で決めました。

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この記事の著者

栗原 茂(Biz/Zine編集部)(クリハラ シゲル)

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