『DAYS NEO』が徹底してオープンである理由
藤井:今ご説明いただいたように、漫画家、編集者双方のペインを解決しているというのは『DAYS NEO』が優れていると思うところの一つ。ですが、ほかにも好きなところがたくさんあります。たとえば、普通に投稿サイトを考案すれば、当たり前のように一般ユーザーのコメント機能をつけてしまいそうなもの。けれども『DAYS NEO』では確信を持ってそれをしていないように見えます。
鈴木:おっしゃる通りです。というのも、これは漫画家と編集者のいわば“お見合いサイト”なので。お見合いサイトで第三者が「この人はいい」「この人は良くない」とコメントするのは完全に余計なお世話でしょう? それと同じこと。ですからこれはなんとなく削ったわけではなく、明確にいれたくなかった。最初の要件定義の時点でそのことははっきりと伝えていました。