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ビジネスアジリティとデザイン

プレモルメンバーズの顧客体験設計で行ったブライトスポット分析──MVVを戦略と施策に落とし込む方法

【後編】サントリーホールディングス株式会社 是常彰宏氏、サントリー株式会社 室谷圭範氏、岩田理恵氏

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チーム全体でミッション・ビジョン・バリューを策定する

 こうしたアクティビティの結果を踏まえて、プレモルメンバーズのMVVを策定するワークショップが実施された。

 参加したメンバー全員で付箋を用いてアイデアを出し合い、その後、議論や投票を通じて意味のあるフレーズを選び、文言をブラッシュアップしていく。このプロセスを通して、チームでのディスカッションが深まっていくのがポイントだ。CATのメンバーはファシリテーターとして「票が集まる付箋にはこういう言葉が共通しているが、実際、プレモルメンバーズに必要だと思うか」「似た言葉として、こういうものがあるが、どちらが効果的だろうか」と声がけをして、議論をサポートしていく。全メンバー共通の判断軸を作り上げることがゴールだったため、社内、社外にかかわらず、プレモルメンバーズに携わるメンバーには可能な限り参加してもらったという。

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雨宮 進(アメミヤ ススム)

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