伝統企業での“アイデア創出→事業化”は「鳥モデル」で
既存事業は大切だが、それを維持しているだけでは生き残れない。既存事業に取って代わる次世代事業を生み出さなければならない。その次世代戦略は大きく分けて4種類あるとモック氏は説明する。
![エルマー・モック氏[Swatch共同発明者、プロフェッショナル・エンジニア、Creaholic社創設者、Gjosa社代表]](http://bz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9773/9773-01.jpg)
[Swatch共同発明者、プロフェッショナル・エンジニア、Creaholic社創設者、Gjosa社代表]
1つ目の戦略は、自社の中で子供(新規アイデアや新技術)を育てる「妊娠」。ゼロから子供を育てるため、アジリティが失われる上、社内機能のすべてが複雑化する。不可能ではないが、難易度は最も高い方法だ。