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ビービットと楽天証券が業務提携 UX起点による投資・資産づくりサービスの創出・提供めざす

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 ビービットと楽天証券は、将来に向けて自助努力での資産形成が求められる現代において、ユーザ・エクスペリエンス(UX)の観点から人々の資産づくりをサポートしていくことを目的として、資本業務提携を締結した。

提携の背景・目的

 生活の様々な場にデジタルが浸透し、広い選択肢から人々がより自身にあったサービスを選べるようになっている昨今、いかにより良い体験を提供できるかが企業の大きな価値として認識されており、UX領域は企業価値向上のための重要な位置づけを担っているという。

 このような背景の下、2024年の新NISA制度の開始、業界内の手数料無料化などの競争激化、昨今のオンライン証券の事業環境を踏まえ、両社は「より良いUXの提供により、お客様の資産づくりをサポートすること」、ひいては顧客に選ばれ続ける会社となるべく同提携に至ったとしている。

 これまでビービットは、楽天証券のUX志向型の開発プロセス改善、公式ホームページのUX改善、新サービス立ち上げ時の企画支援などを手がけてきたという。楽天証券は、チャネル横断のユーザ行動分析にビービットが開発するSaaS「USERGRAM」を活用するなど、両社でのUX向上を目指してきたとしている。今回の提携により、ビービットは楽天証券のUX起点による価値創出力の強化を全面的に支援し、楽天証券は「役に立つことがビジネスの主目的となった一兆スマイル社会」の実現を目指しているビービットを、協業・資本参加という形で支援することで、人々の豊かな資産づくりの実現を目指すと述べている。

両社コメント

ビービット 代表取締役 遠藤直紀氏

この度、デジタル時代の黎明期から個人のお客様へ優れた資産運用プラットフォームを提供してこられた楽天証券様と、当社ビービットが資本業務提携を結べたことを非常に嬉しく思っています。楽天証券様は創業から真のお客様本位を体現すべく努力を積み重ねられており、お客様の資産形成に貢献されていますが、より一層の提供価値向上を目指して顧客体験の磨き込みに注力されています。企業の真の価値創出量が、これまで以上に問われるようになった現代において、優れた顧客体験を提供する能力を高めていくことが企業において最重要課題であると考えています。これまでさまざまな取り組みを楽天証券様とご一緒してきましたが、今回の提携を通じて、より強力に相乗効果を出すための挑戦ができることを心から楽しみにしています。

楽天証券 代表取締役社長 楠雄治氏

楽天証券は、2023年9月に968万口座を超え、多くのお客様にご利用いただいています。証券業界では、2024年から始まる新NISA制度などを追い風に、さらに若年層の資産づくりニーズが拡大していくと考えています。一方、国内株式取引手数料の無料化など、業界内の競争環境は激化しております。その中でUXのリーディングカンパニーであるビービット様と資本業務提携をおこない、各サービスおよびウェブ画面やアプリのUXを磨いていくことで、“最高の投資・資産づくりの体験ができるのは楽天証券”というポジションを確立していくと共に、ビービット様の今後の成長に、楽天証券も協業・出資により伴走させていただければ幸いです。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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