ソフトバンクの子会社でインターネットエクスチェンジ(IX)事業を手がけるBBIXと、関西電力グループのオプテージは、クラウド型ネットワークサービス「Open Connectivity eXchange」(以下、OCX)で協業契約を締結した。同契約に基づきBBIXは、オプテージが運営する「心斎橋POP」に、OCXの接続拠点を2024年4月1日に開設するという。
OCXは、BBIXとBBIXの子会社でネットワークソリューション事業を展開するBBSakura Networks(以下、BBSakura)がともに提供するクラウド型ネットワークサービス。OCXを通して、クラウドサービスやデータセンターへの高セキュリティー、低遅延かつ拡張性のあるネットワーク接続を顧客へオンデマンドに提供するとしている。
オプテージは、心斎橋のデータセンター内に心斎橋POPを開設。関西におけるIXやクラウドPOPの集積地である堂島エリア/心斎橋エリアと近接したロケーションにあり、光ファイバーを活用することで、それらの地点と低遅延かつ安定的に接続できる環境を提供するという。
今回の協業契約により、BBIXのネットワークインフラとBBSakuraのソフトウエア開発力を生かしたOCXを、オプテージのデータセンターを通して顧客に提供。今後も加速するDXに向け、最先端の技術を活用するとしている。