Relicは2026年6月18日、新規事業開発に携わる企業向けに「新規事業を『大玉化』させる発想の転換点」と題するホワイトペーパーを公開した。本資料では、多くの大企業が直面している新規事業の「小粒化」課題――つまり、数億円規模で成長が止まり、次の数十億、数百億円規模へ拡大できない状況――について、その構造的な打破策をまとめている。

Relicは、これまで5,000社以上の新規事業開発を支援してきた経験から、個人のひらめきだけに依存せず、再現性ある大規模事業を生み出すためのアプローチを提示。その中核となるのが、顧客価値連鎖分析(CVCA:Customer Value Chain Analysis)の活用である。CVCAは、従来の「自社起点」型の発想から脱却し、顧客やその周辺ステークホルダー間の価値の流れを顕在化・分析する手法だ。これにより、従来見落とされがちだった重要な事業機会を、客観的かつ構造的に抽出できるという。
ホワイトペーパーでは、担当者個人の熱意やアイデアに頼るやり方の壁を乗り越えるため、組織として取り組むべき「2つの発想転換」を提案している。1つ目は「自社起点」から「価値連鎖起点」へのシフト。2つ目は、「ゼロベース思考」ではなく「体系的な拡張パターンの適用」へ転換することだ。Relicは独自に、「価値連鎖の歪みや断絶」を客観的に特定した上で、組織で活用できる「8つの拡張パターン」を体系化し、これを適用することで一定品質の事業コンセプトを連続的に生み出す仕組みを解説している。
今回のホワイトペーパーは、特に経営層や事業開発責任者など、新規事業の成長規模引き上げを目指す企業の企画部門向け。個人依存を脱し、組織的な事業創出プロセスを確立したい企業には有効な内容となっている。資料は下記Webページからダウンロード可能となっている。
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