大和総研は、組織内に散在する分析ロジックやEUC(End User Computing)資産をAIで解析・可視化し、AI活用に適したデータ分析基盤への移行を支援するソリューションツール「Smartrek」をこのほどプレビューリリースした。既存の分析基盤で作成された分析ロジックや、Excel・マクロで構築された処理フローの構造・依存関係をAIで解析し、可視化から移行までを一貫して支援する。
同社はこれまで、AIを活用したシステム移行ソリューション「Smartrans」で基幹システム領域(SoR)のモダナイゼーションを支援してきた。データ分析や意思決定を支える領域(SoI)では分析資産の属人化やブラックボックス化が課題となる場合があり、Smartrekは移行前後の処理結果を比較・検証しながら、AI・データ活用に適した基盤への移行を支援する。
特長は3点。(1)分析ロジックや処理フローをAIで解析して仕様書としてドキュメント化し、担当者に依存しない運用と知見継承を支援(2)モダンなデータ分析基盤への移行と、移行前後の処理結果を比較するAIによる現新一致検証(3)業務単位・処理単位で区分けし、ノーコード中心の基盤に適した可視性の高い構造へ再構築。
現在、Excel・マクロ・Accessなどの業務用スプレッドシートの解析・可視化や、SAS言語のバッチETL処理の解析とデータ分析基盤「Dataiku」の処理フローへの移行といったプロジェクトで適用を開始。今後は対象とする既存分析ロジックや移行先基盤の拡大を進める。プレビューリリースでは、顧客と効果検証の対象範囲を協議しながら適用可能性を検証する。
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