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弁護士ドットコムとnote、誹謗中傷や炎上などインターネットの課題解決めざし共同プロジェクトを発足

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 弁護士ドットコムは、noteと、インターネットでの誹謗中傷や炎上といったトラブルをなくすための共同プロジェクトを発足したと発表した。

(左から)弁護士ドットコム 代表取締役社長 兼 CEO 元榮太一郎氏、note 代表取締役CEO 加藤貞顕氏、note CXO 深津貴之氏
(左から)弁護士ドットコム 代表取締役社長 兼 CEO 元榮太一郎氏、note 代表取締役CEO 加藤貞顕氏、note CXO 深津貴之氏

 AIなどのテクノロジーと法律を組み合わせて「誹謗中傷や炎上を未然に予防」「巻き込まれてしまった場合のフォロー」「啓発活動」の3つの観点から、インターネットの課題を解決するための機能開発や取り組みを検討していくという。取り組み予定の施策については以下のとおり。

  • リスクのある投稿を事前に確認する:noteでコンテンツを投稿する際に、弁護士ドットコム監修のもと誹謗中傷や炎上リスクの可能性がある投稿内容をAIが探知し、事前にアラートを出す機能の検証を開始。将来的には、APIを外部サービスへ有償提供することも目指す
  • AI法律相談チャットボット:誹謗中傷を受けてしまった場合や、ネット炎上に巻き込まれてしまった場合に無料で手軽に法律相談ができるよう、noteにAI法律相談チャットボットの設置などの検証を行う
  • クリエイターと法律を身近に、弁護士を探しやすく:noteのユーザーに対して、炎上や誹謗中傷に巻き込まれた場合のセーフティーネットとなる無料法律相談サービス「みんなの法律相談」との連携を行う。また、ニーズにそって弁護士を探しやすくするサービスの検証も開始
  • 安心安全勉強会:クリエイターが自身を守るため、知識とスキルを学べるイベントの開催を予定

 今後は、上記に加えて、権利侵害や名誉棄損などクリエイターが抱える法律問題に対応するための環境整備や、note上でのコンテンツ創作を支える知的財産の保護、展開を支える仕組みづくりなど、両社で共同プロジェクトを発足し、様々な実証実験を検討するとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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