技術の進化だけでは超えられない「社会実装の3つの壁」
フィジカルAIの重要性が高まる一方で、辻氏は自律型ロボットを社会になじませるためには技術の進化だけでは超えられない3つの壁があると同社の見解を語る。
1つ目の壁が「残余リスクの配分問題」である。自律的なAIロボットが状況を判断して物理世界で行動する際、万が一失敗して事故や損害を起こした場合、その責任と損失を誰が引き受けるのかというルールが定まっていない。現実世界で稼働するロボットのミスは人命や重大なセキュリティリスクに直結するが、現在の法律や保険制度では自律型ロボット固有のリスクをカバーしきれない。



