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事業企画の現場で使う、ツールTips

“パーツ”ではなく事業の“全体”を俯瞰した「ビジネスモデルデザイン」のために

最終回:ビジネスデザインのための実践的ワークショップのケーススタディ

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ターゲット顧客の真のニーズに関する仮説を立てる

 即席チームを組んだら、ビジネスモデルキャンバスから焦点を当てる顧客セグメントを1つ抽出し、顧客ジョブマップを活用しながら「その顧客が自分たちの価値提案(プロダクトやサービス)を雇う理由」を探っていきます(図2)。

 チームはまず、その顧客の中核となる機能的ジョブを定めます(例.夕食の支度をすること、海外旅行をすること、ダイエットをすること、税金を納めること、原材料の仕入れをすること)。また、中核となる機能ジョブに関連する個人的ジョブ(例.良い仕事をしていると感じること)や社会的ジョブ(例.同僚からセンスが良いと認められること)を明確にしていきます。市場機会を発見するために、関連するジョブ(例.料理を覚えること)や隣接するジョブ(例.食卓に彩を添えること)を考えてみてもよいでしょう。さらに、中核となる機能的ジョブを複数のジョブタスクから構成されるジョブステップ(PDCAサイクル)に分解していきます。

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白井 和康(シライ カズヤス)

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