共通言語としてのSDGsは、「信用」が価値になる時代のMBA的な存在
西口:
お二人とも事業を推進するにあたり、以前から社会的価値を強く意識されているかと思いますが、あえてSDGsに照らし合わせると、どの目標やビジョンと呼応していると思われますか。
加藤:
東急電鉄としてフォーカスすべきは、やはり目標11の「住み続けられる街づくり」でしょうか。いかに街を魅力的にするか、住み良い場所にしていくか。そこにあらゆる事業が連携し合うことを意識しています。さらに街というプラットフォームが新陳代謝を起こして持続的に成長するには、新しいアイディアや事業を投じていくことが大切。そこで、その担い手であるスタートアップのプロトタイピングやマーケットとのコネクト役を担っていこうとしています。