体験型プログラムを通じ、「完璧なリーダー」以外のリーダーシップのあり方が見えてくる
長尾:僕はそれまでワークショップを中心に、「何ができあがるかは、そこにいる人たち次第」という仕事が多かったんです。先に伝えたいことがあってそのためのアクティビティを設計するという仕事はあまりなかったので、これは「渡りに船」だと。一緒にやるのは理想的かもしれないと思ったんですよね。
──そのようにして楽天大学の「チームビルディングプログラム」という講座が始まったんですね。これまでの受講者数はどのくらいですか?
仲山:2007年に始めて、述べ400人くらいです。10〜20名規模で、3ヵ月にわたって続く5日間プログラム。