ティール組織への移行の土台づくりとなる“プレティール組織”とは?
続いて吉原氏が、伴走支援先(クライアント)である企業(以下、A社)の経営者と共に、同社がティール組織でいうところの自主経営にチャレンジしていく事例を通して、ティール組織の前段階である“土台づくり”の半歩の大切さについて語った。吉原氏は土台づくりの半歩の対象組織を経営の重心がグリーンにある組織としている。著書では、実務上、グリーン組織とティール組織の間を土台づくりの段階とし、「プレティール組織」と記載している。
A社ではティール組織への移行、自主経営の導入について非常に前向きだったという。『どうしてそう思われているのか』を重視している吉原氏は、経営者にもそこを深く聞いてく。