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自律型人財に必須の“VRA”とは?

新規事業には「ビジョン」ではなく「ビジョニング」が必要である──リーダーとチームの対話による進化とは

第2回

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Visionはリーダーやチームの成長に応じて進行する

 今回はビジョン創りを「自分を知ること」と捉え、本音を引き出す問いを通じて自分の軸を明らかにし、想いを周囲に伝えて対話をしながら磨き上げていくことをお話しました。さらにチームのビジョン創りに関しては、リーダー自身の想いを反映して自らの覚悟を示す内容にするということに加え、心理的安全性を担保した場でメンバーと対話しながらビジョンを共有することの重要性もお伝えしました。

 私たちのチームではこうしたビジョンを創る一連のプロセスを「ビジョニング(Visioning)」という造語で表現しています。ビジョンは「一回創ったら終わり」ではなく、自分やチーム、事業の成長に応じて進化させていくこともありますし、環境が変わったら全く新しいものを創りなおすために変化することもあります。まさに「ing」としてずっと向き合い続けるものなのです。

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杉山 誠(スギヤマ マコト)

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