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意思決定プロセスを変革するOKRとは?

及川さんに聞く、OKRの実践的な運用方法──OKRにおける期間設定・レビュー・評価・報酬の考え方

第4回 特別対談 ゲスト:及川卓也さん【後編】

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企業がOKRと報酬設定の両立で気をつけるべきこと──海外企業が取り入れている等級制と職種ごとの市場価値

堀江:報酬についても聞かせてください。ジョン・ドーアは著書で「OKRと報酬は切り離すべき」としています。企業としてはOKRを運用しつつも報酬を設定していかなければなりません。やはり1年間の報酬は、OKRによる3カ月おきに実施するパフォーマンス評価の積み重ねでもあるのでしょうか。

及川:そうですね。個人の能力は職種・職位でマップされ、それがサラリー(給与)になります。サラリーとは、マップされた職種・職位のパフォーマンスを期待した、企業からの投資です。一方、実際のパフォーマンスに対する報酬がボーナス(賞与)です。先ほどの“無意識の偏見”は報酬の点でも気をつけなければなりません。

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