OKRによる頻繁な振り返りで回避する“無意識の偏見”──意味ある評価のためのフィードバック方法とは?
堀江:次は評価についてお伺いします。OKRを運用する上でどのようにメンバーを評価していけばいいのでしょうか。
及川:最近では、人事評価は意味がないという主張も出てきていますね。たしかに年に1,2回であれば評価には意味がありません。OKRにかかわらず、評価やフィードバックは頻繁に行うことに価値があります。ポジティブであれネガティブであれ、フィードバックは本人に“気づき”を与えます。ウィンセッションや1on1を週に1回に行なうとすると、週に1回は “気づき”を得るチャンスが発生するのです。