全社でOKRを導入する最短ルートは“トップの発信”
堀江:日本の大手企業もOKRに着目しつつあります。一方で、大手企業はミッション志向・目的志向が薄い傾向にあると思います。大手企業がOKRを受け入れる風土を醸成ためには、何をすればいいでしょうか。
葉村:日本企業の中で、それぞれの部署が何のために存在するかを定めるため、また、機能の重複を可視化するためにKGIやKPIをウォーターフォールチャート化することは一つの方法だと思います。その中で、OKRとそれに紐づくKGIが「この会社が、この部署がなぜ存在してるのか」を表すようになれば、メンバーも自然と考えるようになると思います。やはりそれをトップダウンで進めていくしかないですね。メルカリですらトップダウンでOKRを取り入れていたんですから。