デジタル・チェンジ・エージェントが持つ“4つの武器”と“思い”
ここまで、日本企業におけるデザイン思考の現在地を見てきました。DXの進展とともに、既存事業、新規事業ともに、デザイン思考の活用余地は加速度的に広がってきています。実際に活用事例も増えてきてはいるものの、まだまだ増加速度は遅く、それをリカバーしていくためには、専門家の活用、及び全社的にデザイン思考をインストールするための取り組みが求められます。
そして、これまでの5回の連載で見てきたように、DXの進展を真の変革に結びつけるには、今回取り上げたデザイン思考のみならず、様々な抜本的なシフトチェンジが求められます。以下、これまでの連載の要点をとりまとめて、連載の結びとします。