メンバーシップ型組織で形成できる“ノコギリ型キャリア”とは
多くの日本企業において人材マネジメントのベースとなっている「メンバーシップ型」での採用・配置・育成/開発についてまとめてみよう。
メンバーシップ型での採用:資質・基礎能力、カルチャーフィット重視
「メンバーシップ型」とは、ジョブ(職務)を限定せずに採用し、入社後の職務は会社が決定する仕組みである。それゆえに、採用時には「資質・基礎能力」や、その組織の風土や文化に適合するかの「カルチャーフィット」が重視される。ジョブ(職務)に関する「知識・スキル・経験」等の専門性については、参考程度となる。