自社アセットから街全体に広がるMaaSの展望
石野:門川さんは現在MaaSのサービス開発に取り組まれていますが、今後はどのように発展させていこうと考えられているのでしょうか。「MaaS」という言葉が出てきてから数年経ち、実証実験を経てどこに出口を見出すのかを求められるようになってくるのかと思いまして。
門川:おっしゃる通りですね。弊社の場合は当社施設や注力エリアの価値創出に尽きると思います。その上で、社会環境の変化に即した形で、なおかつ街づくりにおける差別化ポイントとして、MaaSのプラットフォームを作りたいと考えています。各地で最初からMaaSを組み込んだ街づくりをして、お客様に「いい街だね」と言ってもらえるようなサービスにしていきたいですね。