ミクロとマクロ。確信と確証を生む2つのコンセプト
事業開発におけるコンセプトとは、ビジネスアイデアの中心であり、「誰の」「どの課題」に向けて「どのような価値」を「どのような手法」を通じて実現するのか、という一文で表されます。
事業開発の現場では、「市場性は魅力的だが、リアリティのないコンセプト」、あるいは「深く困っている顧客は見えるが、市場サイズが見込めない(見えない)コンセプト」の2つのパターンで社内の意思決定を突破できず、埋もれていくケースがよく見受けられます。こういったケースに陥らないためには、ビジネスアイデアの起点となるコンセプトにおいても、リアリティをもって“いけそうだ”という確信と、サイズ・ポテンシャルの定量化を通じた確証の双方を兼ね備えなければなりません。