企業はもっと「人格」を見せた方がいい
藤井：いまのお話は、意味性やコミュニティの話とすごく共通していると感じました。意味性は「深くて狭いもの」であることがほとんど。結果として広くなることはあっても、最初から広くすることばかり考えて深みをなくすと、意味性は失われていってしまう。
中山：そうそう。勘違いしがちですが、「意味性を付与する」というのは、単にブランド広告の予算配分を増やしましょうといった話ではないんですよね。そこには経営者個人、社員クリエイター個人の存在が重要になります。
「組織における異才」を支援するための箱庭という余白──エンタメ社会学者・中山氏と語る大企業の生きる道
ゲスト：エンタメ社会学者／株式会社 Re entertainment 代表取締役 中山淳雄氏
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