本田技研工業(以下、Honda)は、EVなど電動車に必要なリチウムイオンバッテリー用リサイクル資源の北米での安定調達について、Ascend Elements(以下、アセンド・エレメンツ)との協業に基本合意した。
Hondaは、カーボンニュートラル、クリーンエネルギー、リソースサーキュレーションによる「Triple Action to ZERO」コンセプトに基づいて、2050年までに製品だけでなく、企業活動を含めたライフサイクルを通じて「環境負荷ゼロ」の循環型社会の実現を目指している。
こうした取り組みを実行するため、今回両社は基本合意し、同協業を通じて、Hondaは、アセンド・エレメンツが再資源化するニッケル、コバルトやリチウムなどのリチウムイオンバッテリー用リサイクル資源を安定調達し、北米で生産する電動車用のバッテリーサプライチェーンの中での活用を図ることを目指すという。