DUAL-CASTは「技術・アイデア」が起点となるアプローチ
──近年は、顧客データ活用や“顧客起点”な事業推進の浸透などもあり、先に顧客のニーズや事業のゴールを据えて、Backcast型で製品や事業を創出していくアプローチが広がりつつありますよね。
出村:たしかに顧客起点という言葉の通り、先にニーズや課題を明らかにしてから「自分たちが提供すべき価値は何か」と構想を練っていくやり方が浸透しつつありますよね。Konelや知財図鑑にも、「こういう製品をつくりたいんだけど、何か良い技術はないか」と、既にゴールや目的が決まった上で相談してくださる方もいらっしゃいます。